CData Software Blog

クラウド連携のCData Software の技術ブログです。

kintone データをGoogle スプレッドシートでリアルタイム利用

Google スプレッドシートは無料で利用できる高機能なクラウドスプレッドシートです。この記事ではkintone のデータをリアルタイムで利用できるGoogle スプレッドシートを作ります。データハブであるCData Connect を通じてシームレスにkintone データをGoogle スプレッドシートから利用します。

f:id:cdatasoftware:20201207160517p:plain
kintone データをGoogle スプレッドシートでリアルタイム利用

CData Connect とは?

CData Connect は、SaaS ベースで提供されるデータハブサービスです。Salesforce、NetSuite、Dynamics、Marketo、kintone など多様なSaaS にBI、アナリティクス、iPaaS、ノーコード開発プラットフォームからアクセスするための仮想エンドポイントです。連携方法が異なるSaaSMySQLSQL Server、OData の3種類のインターフェースに仮想化することで、データ連携をシンプルに実現します。

"SQL as a Service" といっていいかもしれません。

このCData Connect を使えば、kintone データをGoogle スプレッドシートのCData Connect アドオンから使えるようになります。

CData Connect でkintone をOData エンドポイントを構成

CData Connect (旧CloudHub) のアカウントを取得します。CData Connect はSaaS ですので、アカウントを取得したらインストールやホスティングなどなく、ブラウザからログインすることですぐに使用開始です。

早速ブラウザからCData Connect にログインします。「DATABASE」タブから仮想データベースを設定していきます。まずは接続するデータソースのアイコンをクリックします。

f:id:kuwazzy:20201207181437p:plain

データソース接続画面が開くので、データソース毎の認証情報を入力します。kintone の場合はURL、User、Password を入力することでkintone データにアクセスすることができます。

f:id:kuwazzy:20201207175733p:plain

次に「ENDPOINTS」タブで、このデータをどのインターフェースのエンドポイントして公開するかを選択します。デフォルトで、OData、MySQL wire protocol、TDS(SQL Server) wire Protocol がすべて有効になっています。

必要があればアクセスを許可する信頼されたIP アドレスを指定することも可能です。

f:id:kuwazzy:20201207175834p:plain

最後に公開したデータにアクセスできるユーザーとトークンを作成します。「USERS」タブからユーザーを作成するとトークンが生成されます。

f:id:kuwazzy:20201207175952p:plain

このようにノーコードでkintone をMySQL エンドポイントとして公開できました。

Google Spreadsheet からkintone(CData Connect)データを参照

新しいGoogle スプレッドシートを開きます。まずは、CData Connect のデータを扱うアドオンがありますので、そちらをインストールします。Google スプレッドシートで「アドオン」→「アドオンを取得」とクリックします。 f:id:cdatasoftware:20210115143743p:plain

「CData Connect」と検索バーに入力して検索をおこないます。 f:id:cdatasoftware:20210115143804p:plain

見つかったCData Connect アドオンをインストールします。 f:id:cdatasoftware:20210115143834p:plain

利用規約とプライバシーポリシーを読んで「続行」 f:id:cdatasoftware:20210115143905p:plain

Google アカウントを選択。 f:id:cdatasoftware:20210115143943p:plain

アクセス権を許可します。 f:id:cdatasoftware:20210115144007p:plain

これでアドオンが完了です。

f:id:cdatasoftware:20210115144055p:plain

Google スプレッドシートに戻り、「アドオン」→「CData Connect」→「Open」とクリックします。

f:id:cdatasoftware:20201207154325p:plain

CData Connect アドオンが右側に開きます。まずはCData Connect とこのアドオンを連携させます。以下を入力してCONNECT をクリックします。

  • Instance Name: CData Connect の「ENDPOINT」のMySQL エンドポイント名。例:xxxxxxx.cdatacloud.net:3306

  • User Name: CData Connect のユーザー名

  • Password: CData Connect のパスワード

f:id:kuwazzy:20201207180135p:plain

これでGoogle スプレッドシートとCData Connect 経由でkintone に接続ができました。CREATE を押して、kintone データを選んでいきます。

f:id:kuwazzy:20201207180255p:plain

まずはGoogle スプレッドシートで利用するデータベースを選択します。先ほどCData Connect で設定したkintone の接続が「Kintone1」などの名前でデータベースになっています。ドロップダウンから選択します。

f:id:kuwazzy:20201207180509p:plain

Google スプレッドシートで利用するkintone のアプリ(テーブル)をChoose Database から選択します。kintone アプリがドロップダウンに表示されています。

f:id:kuwazzy:20201207180610p:plain

続いて、スプレッドシートで使うフィールド(カラム)をクリックで選択します。

f:id:kuwazzy:20201207180713p:plain

後はフィルタリング条件、並び替え、取得するレコード数リミットを設定できます。ここまで設定したら「EXECUTE」を押してkintone データをGoogle スプレッドシートに取り込みます。

f:id:cdatasoftware:20201207155257p:plain

クエリした結果をどのシートに出すかを確認します。今見ているシートであればCURRENT をクリック。

f:id:cdatasoftware:20201207155428p:plain

このようにGoogle スプレッドシートにkintone データがロードされました。

f:id:cdatasoftware:20201207155516p:plain

自動更新を設定する

Google スプレッドシートのCData Connect では、自動更新(オートリフレッシュ)が可能です。次からはREFRESH を行えば、データを絶えず最新のものにアップデートしておくことが可能です。

CData Connect アドオンのREFRESH ボタンから設定を行います。

f:id:kuwazzy:20201207180835p:plain

CData Connect にバインドしたシートをクリックして、そのシートに対する自動更新を設定します。「AUTO REFRESH」をクリックします。

f:id:kuwazzy:20201207180954p:plain

更新間隔を設定します。OK を押します。

f:id:kuwazzy:20201207181055p:plain

これで定期自動更新ができるようになりました。

f:id:kuwazzy:20201207181147p:plain