今日はkintone ユーザーが取り組みを共有するイベント、kintone hive を見に行きました。会場は市内中心部のライブハウスで、150人の席が開始前から満員に。
私の感動ポイント: 業務システムは人間賛歌だということ。kintone がそんな方向に東北を変えている
6名の事例:
東北の福島から青森まで6名のkintone ユーザーが取り組みをお話されていました。
三部会計事務所の長谷川さん
福島の税理士事務所さん。過去のバラバラのシステム・マスタ、なくなりそうなExcel データなどの悩みあり。kintone の「圧倒的なスピード感」にkintone を導入。「なによりもシステム部と現場がスピード感をもって対応することで、『もっとよくしたい。効率化したい』というムードになり、現場とシステム部の協業ムードが。これが一番の成果だ。」と。
山形酒田の福祉のひろば阿部さん
社長から突然任命されたkintone 導入担当。しばらく信じきれないで導入も進まなかったが、『生産性向上プロジェクト』という機会に、「生産性向上は『介護相手との時間を増やすために絶対必要』」と腹をくくってkintone を勉強しつつ導入に成功。 「システム経験もないけど、最初は拒否反応だったけど、すこし勉強すればできるよ」と。
ミヤツの吉田さん
電気工事業界で唯一下請けをやめて直受け100% にした会社。「下請けなんて安定して楽だけど、人間味ない。創意工夫して、お客さんにありがとうと言われたい。」kintone 導入はポイントを日報だけに絞って社内の問題を解決。「うれしかったのは、情報共有により効率化でき、ゆとりが生まれ、ゆとりはアイディアを生んだ、ということ。」
発達障害のケアのここねっとの黒沢さん
これまでAccess でゴリゴリアプリ作ってたけど、kintone に運命の出会い。わかりにくい業務がわかりやすくった。障害を抱える人でもできる業務が格段に増えた。そして共有することで仕事が自己完結せず、ほかの人とつながるように。
弘前市薬剤師薬局の加藤さん
サイボウズLive から移行でkintone を導入。店舗の在庫などの情報共有、知識の共有などに成功。薬剤師はそれぞれ得意な領域があり、kintone で知をつなげることで力を活かせる。今後弘前の医療コミュニティでもkintone の輪を広げたい。
金属加工業のイエムラの家村さん
なんとなくなかよしこよしな会社で問題提起が起こらない。kintone で営業や社内PDCA を見える化。見える化することで嫌がられるどころか社員のプロ意識に火が付いた。そしてリアルタイムにデータ化することで社員が事前対応をするように変わった。
共通点は、「人が変わった」ということ=人間賛歌
皆様の話は、kintone を入れて生産性が上がったという話ではなかったです。これまで遠かった業務システムをkintone 導入により自分たちで手を入れて、改めて人間として成長したという話でした。
負のイメージがあった業務システムをやってみたら自分たちがコントロールできるんだという自信
効率化すべきところは効率化、人間がやるべき仕事に使える時間を最大に
これって人間賛歌ですよね。kintone は、kintone hive は人間賛歌だったんです。 仙台の伝説の漫画家荒木先生のジョジョと同じテーマですよね。
ツールが偉いんじゃない。人間がすばらしいのです。そして人間のすばらしさを引き出すkintone は、やっぱりすばらしいです。
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ちなみに弊社のテックディレクター桑島もkintone hack 枠で5分のLT をいたしました。