こんにちは! CDataリードエンジニアの杉本です。
今年も残りわずかとなりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私は年末地元の青森へ帰るため、今から青森の寒さに戦々恐々としております。
さて、今回は先日12月22日(土)3連休の初日に開催されたPower BI 勉強会に参加してきましたので、その参加レポートをお送りします。
イベントのConnpassページはこちらから。
セッションは、なんと今回朝10:30から18:00までという長丁場な一日でした。
でも、登壇者がMS MVPやSIの方だけでなく、ユーザー企業の方なども含め、幅広いラインナップとなっており、最初から最後まで興味深いセッションが目白押しでした。
ちなみに、私もランチに15分間のミニセッションを担当させていただきました。
セッションリスト
1 10:30 ~ Power BI 概要と最近のこと(データフローとか) かがた
2 11:30 ~ 初心者さんのDAX メジャーのモヤモヤ晴れるまで こむろ
3 12:00 ~ #PBIJP トーク大会(ランチセッション)
4 13:45 ~ (Case 1)Power BI + Dynamics 365 Business Central かわむら
5 (Case 2)Power BI データフロー + Dynamics たなか
6 (Case 3)移動体データの可視化 すずき
7 15:45 ~ 王子のわくわくコンテンツ(仮) ゆうご
8 ~17:30 ディスカッション/Q&A - 今年のことは今年のうちに 全員
当日の様子はtogetterでも見れます。
ハッシュタグは「#PowerBI #PBIJP」で検索してみてください。
会場の雰囲気とか
今回は朝からということで、ランチ付きの勉強会でした。
Power BI の薄い本(と言っていいのか)やステッカーも配布されていました!
#PBIJP #PowerBI 日本マイクロソフトさんから、ノベルティを提供いただきました!ありがとうございます!通称「薄い本」と、ステッカー!! pic.twitter.com/vs0pKOHo1S
— やま (@yamad365) December 22, 2018
あと、私が撮り忘れてしまったんですが、CDataで最近作った手ぬぐいのノベルティを20個ほど持っていったところ、休憩中に即無くなってしまいました! (ありがとうございます!次回はもっと持っていきます!)
お土産いただきました‼️ #PowerBI #PBIJP pic.twitter.com/JVWtwAxzL5
— panettone.woodstock (@woodstock_mit) December 22, 2018
でも、好評頂けてよかったです。下の写真はPower BI 勉強会主催のかがたさんに手ぬぐいを巻いてもらったところ。お似合いです!
気になったセッション
かなりボリューミーな勉強会でしたので、個人的に取り上げておきたいいくつかのセッションをご紹介しておきたいと思います。
それにしても、今回は不思議と Dynamics 365 に関するセッションが多かったですね!(私がDynamics 365 について話していないのはいかがかと思いますが)
Power BI + Dynamics 365 Business Central :PBC 河村さん
JDUC(Japan Dynamics User Community)でもお世話になっているPBCの河村さんからは、Dynamics 365 Business Central のセッション!
私もBlogを拝見して、やってみてました、Power BI から Dynamics 365 Business Central への接続。
IT長のネタ帳 – Dynamics NAV と Dynamics365 financialを中心にMS製品のネタを提供
まだ試すにも若干敷居が高い感じがする Business Central ですが、ようやく日本のDynamics 365 Web siteにも出てきて、日本での今後の展開にも期待大! といったところでしょうか。
Power BI データフロー + Dynamics :パーソルキャリア株式会社の田中さん
パーソルキャリア株式会社の田中さんが発表されたセッション「データフロー・Dynamics 365」も個人的にとても熱いものでした!
www.slideshare.net
田中さんは社内で導入した Dynamics 365 のデータをPower BIで分析するにあたって、「使いづらいなー、ここどうしたらいいのかなー、どうすればもっとみんなが使いやすくなるかなー」といったご自身とその周りのユーザーの課題・経験を元にしたお話をされていてとても印象的でした。
特に Power BI から Dynamics 365 のデータを取得する場合のアプローチとして「標準のコネクタをつかべきか? むしろOData Feedか? それとも新しい機能DataFlowか?」については、あまりITリテラシーの高くないユーザーでもいかに使ってもらえる環境を整えるか、という観点ですごく大事な内容だったと思います。
素晴らしい!#powerbi #dynamics365 #pbijp pic.twitter.com/LMsPFhhEq9
— Kazuya Sugimoto (@sugimomoto) December 22, 2018
田中さんの会社では最終的にOData Feedを使って、社内のテック寄りじゃない方にも Dynamics 365 レポートを作ってもらえたらしいです! しかもその方々にODataのURLパラメータまで触ってもらうという! セルフサービスBIというキーワードを自社でしっかりと実現していて、本当に素晴らしいなと思いました。
Power BI導入事件 光本さん
あと、個人的にビビ!っときたセッションは医療業界外資系企業の光本さんによる「Power BI導入事件!」
Power BI を導入するにあたって、まず社内にちらばっていた多数のAccessをどうするか!? といったところが中心のセッションでした。
このAccess乱立の凄まじい現状が
このアーキテクチャは、、、ヤバイ#pbijp #powerbi pic.twitter.com/Sv3SroxcJJ
— Kazuya Sugimoto (@sugimomoto) December 22, 2018
こんな感じでスッキリと!
あふたー
— Kazuya Sugimoto (@sugimomoto) December 22, 2018
めっちゃすっきり
#powerbi #pbijp pic.twitter.com/gmm9lB5IMF
これはどこの会社でも意識しなければいけない内容だなと、切実に感じます。ただBIをしたい! 分析をしたい! からといってPower BI を導入すれば、分析できる状況が整うわけではない。
社内に散らばっている様々なデータ(それはExcelのものもあれば、Access、クラウドサービス、オンプレミスのDBなどなどなど)をどのように分析できる状態に整えていくのか? というのも一つのミッションであり、大事なBIの要素であるということを実感させられるセッションでした。
私のセッション :Power BI を使って Exchange の各ユーザーカレンダーを横断して分析できるようにする:CData Exchange Power BI Connector
ちなみに、私はランチセッションをひと枠いただきまして、「Power BI を使って Exchange の各ユーザーカレンダーを横断して分析できるようにする:CData Exchange Power BI Connector」というタイトルでお話させていただきました。
http://kageura.hatenadiary.jp/entry/powerbiexchange
このセッションはYoutubeに事前にアップしておいた動画ベースで発表しましたので、是非こちらも見てみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=V91op8rVysw
おわりに
セッション枠を提供してくれましたかがたさん、清水さんをはじめとしたPower BI 勉強会運営メンバーの皆さん、それから参加者の皆さん、本当にありがとうございました!
是非来年もよろしくおねがいします!