CData Software Blog

クラウド連携のCData Software の技術ブログです。

.NET版のCDataSync をGCPのVMインスタンスで使用してみる

f:id:sennanvolar44:20200805155049p:plain こんにちは、CData の宮本です! 先日、GCP上のCentOSJava版CData Sync をホスティングする方法をご紹介いたしました。

www.cdatablog.jp

そこで、今回はCData Sync の.NET版を使って、Windows OSのGCEインスタンスにCData Sync をインストールする手順をご紹介していきたいと思います。

必要なもの

前回のJava版Syncと同じです。

.NET版CDataSync をWindows環境で使用する手順

やることはシンプルに、VMインスタンス作成、CDataSync のインストールだけとなります。Windowsマシンのデスクトップにログインしてlocalhost でCData Sync を起動しますので、ファイアウォールの設定は特にいりません。 (IISに組み込んで外部からアクセスするような場合は必要になります)

GCE でWindowsVMインスタンスを作成

インスタンスの作成よりOSに「Windows Server」、バージョンは今回以下の赤枠のものを選択しました。
f:id:sennanvolar44:20200805150746p:plain

OSを選択したら、あとは作成ボタンをクリックして完了です。

CDataSync のインストール

作成したインスタンスの右端にある下矢印から「Windowsパスワードを設定」でログイン時のパスワードを設定し、「RDPファイルをダウンロード」をクリックします。
f:id:sennanvolar44:20200805151701p:plain

リモートデスクトップインスタンスに接続できましたら、以下のURL にアクセスしてCData Sync をダウンロードします。

https://www.cdata.com/jp/sync/
f:id:sennanvolar44:20200803161635p:plain

Windows 版の.NETエディションを選択します。 f:id:sennanvolar44:20200805152649p:plain

各項目入力後、ダウンロードボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードします。 f:id:sennanvolar44:20200803162054p:plain

ダウンロードしたCDataSync.exe を実行し、インストールを開始します。インストールは基本的にデフォルトのまま進めて大丈夫です。
f:id:sennanvolar44:20200805152806p:plain

CDataSync のアクティベート~ジョブ作成~実行

CData Sync を起動しログインすると、最初にこのようなエラーメッセージが画面上部に表示されますので、赤枠の評価版アクティベートボタンよりアクティベートを行います。
ライセンスをお持ちの方は左側のボタンより進めてください。
f:id:sennanvolar44:20200805153342p:plain

実際にレプリケートを行うジョブの設定を行っていきます。 内容は以下記事の「同期ジョブの設定」からご参照ください。同手順でジョブを作成することができます。

www.cdatablog.jp

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回はGoogle Compute Engine にWindowsVMインスタンスを作成してCData Sync を使用しました。手順自体もあっさりしているので、気軽に試すことができます。 CData Sync ではSalesforce、BigQuery 以外にもkintone やMarketo、スマレジなどのデータソース、RedShiftやOracleSQLServerなどのデータベースを選択することも可能です。また、30日間無料で利用できますので是非この機会にお試しください!

www.cdata.com