こんにちは。CData Software Japan リードエンジニアの杉本です。
今回はよくお客様からご相談いただく「CData Salesforce Driver」活用Tipsをお届けします。
CData Salesforce Driverを使っているお客様がよく遭遇するお悩みが「テーブル名やカラム名が英語でわかんない」というものです。
まったくもってその通りで、通常Salesforceを使われているマーケ担当の方や営業担当の方は以下のような画面を見ているので、「そもそも取引先って英語でなんて言うんだ?」みたいなところから始まってしまいますよね。
実は簡単な設定でこの問題は回避することが可能ですので、ご紹介したいと思います。
UseDisplayNames プロパティの設定
実は以下の「UseDisplayNames 」プロパティを設定するだけでOKです。
CData Driverはデフォルトで「API参照名」というものを使っているのですが、「UseDisplayNames 」をTrueにすると「表示ラベル」に切り替わります。
もうちょっと詳しく解説すると、Salesforceのオブジェクトマネージャーでこの「表示ラベル」と「API参照名」が確認できます。
以下はオブジェクトの一覧
以下が項目の一覧で、それぞれ「表示ラベル」と「項目名」がありますね。
それでは、CData ODBC Salesforce Driverでこれを有効化してみます。
例えば、「取引先:Account」テーブルの場合、通常は以下のように表示されます。
接続設定画面で「Use Display Names」のプロパティを「True」に変更すると
このようにカラム名、テーブル名がすべて表示ラベルに切り替わり、とてもわかりやすくなりました。
あとはお好みのツールでアクセスして、データを取得することが可能です。
BIツールなどで、色々と試行錯誤しながら分析を行いたい時などは便利ですね!