はじめに
CData Japan技術ディレクターの桑島です。本記事では、クラウド型のWebデータベースのAirtableのAPIを利用する手順をご紹介します。
AirtalbeのAPIドキュメントは以下のリンクにありますが、Airtableにログインする必要があります。
AirtableではWorkSpaceと呼ばれるデータベースのセットを自由に作成できます。APIドキュメントは、WorkSpace毎に動的に作成されるようです。
既にWorkSpace内で作業している場合は、右上のHELP > API documentation からアクセス出来ます。
Airtable APIを利用する手順
API Keyの発行
Airtable APIへアクセスするには、API Keyが必要となります。API KeyはAccount設定画面から取得可能です。画面右上の人物アイコンからAccountを開きます。
Account overview画面のAPIにて「Generate API Key」をクリックします。
テキストボックスをクリックするとAPI Keyを確認出来ます。この情報が漏洩するとAirtableのデータにアクセスできてしまうので取り扱いにはご注意ください。
BaseIdの確認方法
APIにアクセスするには、WorkSheet毎に付与されたBaseIdが必要となります。これのIdはワークシートのAPIドキュメントのINTRODUCTIONで確認出来ます。
Postman からAPIにアクセス
API管理ツールのPostmanから実行してみましょう。APIドキュメントを参照すると認証方式はリクエストヘッダーです。
curl "https://api.airtable.com/v0/{base}/Opportunities?maxRecords=3&view=All%20opportunities" \ -H "Authorization: Bearer YOUR_API_KEY"
- Method : GET
- URL : https://api.airtable.com/v0/{base}/Opportunities
- Header : Authorization / Bearer YOUR_API_KEY
※{base}、YOUR_API_KEY部分は自身の環境の値をセットしてください。
リクエストを実行してStatus 200、JSONレスポンスが返ってくれば成功です。
まとめ
以上が、AirtableのAPIの利用方法のご紹介でした。弊社CData Software では、本Airtable APIをSQLでCRUD操作可能なデータドライバ製品を開発販売しております。BIツールやExcel・MS-AccessといったOfficeツールからAirtableへのデータアクセスが可能な製品です。30日間ご利用いただける評価版もございますので是非こちらもお試しください。
おしまい