CData Software Blog

クラウド連携のCData Software の技術ブログです。

Sansan 名刺データの処理中・読み取り失敗データが取得できるようになりました!

はじめに

弊社のSansan Driver製品はこれまで、取り込み完了(EntryStatus=completed)の名刺データのみの取得が可能でしたが、今回の機能追加により、処理中(processing)・読み取り失敗(unreadable)のデータも取得できるようになりました。これにより、展示会直後など大量の名刺データを取り込んだ場合など取り込み完了まで待たないと取得できなかった名刺データが処理中の状態でも取得できるようになり、サンクスメールの送信までのリードタイムを短くすることができる様になります。 ※注意 処理中のデータは正確性に問題がある場合もあるので利用時には考慮が必要です。

使い方

これまではデフォルトでは、取り込み完了(EntryStatus=completed)のみが取得されましたが、以下のSQLのように絞り込み条件無しの場合は、取り込み完了(EntryStatus=completed)に加えて処理中(processing)・読み取り失敗(unreadable)のデータも取得できる様になりました。

select * from Bizcards

これまで通り、取り込み完了(entryStatus=completed)の名刺データのみ取得したい場合は、以下の様にEntryStatusで絞り込んでください。

select * from Bizcards where EntryStatus = completed

以下の様にIN句を利用することで読み取り失敗を除く、取り込み完了と処理中のデータのみを抽出するということも可能です。

select * from Bizcards where EntryStatus IN (completed, processing)

対応バージョン、および、バージョン

本機能追加は、21.0.8137 (2022/05/09)以降のビルドにてご利用可能です。

  • CData Drivers製品

www.cdata.com

  • CData Sync製品

www.cdata.com

  • CData Connect製品

www.cdata.com

ご利用の製品のバージョンが本機能に対応しているかどうかについては弊社テクニカルサポートまでお問合せください。